住宅を考えるうえで、一番大切なものは「資金計画」です。
友人や知人から 家を建ててから「あーすれば良かった…」「こうすれば良かった…」などと聞かれることがあるかもしれません。そして、「絶対、自分たちだけは失敗したくない!」と思っているかもしれません。
その資金計画の中で、把握する必要があるのは次の点です。
住宅を取得するうえで、「いくら お金がかかるのか?」を把握しなければなりません。
まずは、「建物に直接かかる費用」と「借入や登記等でかかる諸経費」があります。
また、土地から購入する場合は、別途 土地代金 と 土地取得に関する借入 や 登記等でかかる諸経費が必要です。
建物に直接かかる費用
まず1つ目の「建物に直接かかる費用」として、建物に関しては通常「坪いくら」と言っています。ちなみに、1坪は畳2枚分の広さのことです。
例えば、注文住宅の場合 坪50万円~など言っていますが、これは、建物本体金額だけを言っている場合がほとんどです。
これ以外に、設計料/屋外の給排水工事費/地盤補強費/外構工事/消費税 等々の費用がかかります。この費用の目安としては、建物本体工事の2~3割程度かかります。
ですから、注文住宅の場合は建物本体金額が 建坪40坪×坪単価50万円 = 2,000万円としたら、消費税だけでも10%の200万円必要ですし、これ以外にかかる費用として 2割で約400万円になりますので、建物に直接かかる費用として 約2,400~2,600万円で考えることになります。これらが建築会社に支払う お金となります。
借入や登記等でかかる諸経費
次に2つ目の「借入や登記等でかかる諸経費」です。これは、先ほどの建物本体金額の1割程度が目安となります。先ほどの建物本体2,000万円の場合に、当てはめると200万円くらい必要となります。
諸経費の中では、住宅ローンに関する費用が一番大きいです。金融機関や住宅ローンの商品や借入金額によって費用が大きく異なります。
自己資金が少ない場合は、諸経費ローンという商品もあります。
建物が完成すると登記をします。この費用は、直接 司法書士さんや土地家屋調査士さんに支払うことになります。
また、火災保険料も必要となります。
建物本体2,000万円の場合
これらをすべて合計すると、住宅を取得するうえで 建物本体価格以外に余分に3~4割かかりますので トータルで2,500~2,800万円の費用がかかることを覚えてください。
次回、一番重要な「自分たちの予算が いくらなのか?」住宅ローンを含め
お金の話しコーナーで説明します。
👇【広告】資金計画書・間取りの作成・土地探しは、下記から請求できます。